第33回 日本臨床リウマチ学会

会長挨拶

第33回 日本臨床リウマチ学会
会長 竹内 勤
(慶應義塾大学医学部リウマチ・膠原病内科 教授)

第33回 日本臨床リウマチ学会 会長

 この度、第33回日本臨床リウマチ学会を2018年11月24日(土)~25日(日)の2日間にわたり、東京港区の虎ノ門ヒルズフォーラムで開催させていただくこととなりました。
 日本臨床リウマチ学会は、近畿地区の一部において、リウマチ性疾患の臨床について討議するための研究会として産声を上げました。1994年より学会名を「日本臨床リウマチ学会」とし、より臨床に則した現場の医療に重点を置き、発展してきました。近年では、医師だけではなく、メディカルスタッフや薬剤の開発に携わる方々など、リウマチ性疾患に関わる多様な職種が参加し、学会への参加者も飛躍的に増えています。このような時期に会長を務めさせていただき、大変光栄に存じます。
 関節リウマチを中心とした臨床と研究は、生物学的製剤の登場により飛躍的に発展しました。最近では、新規作用機序を有する薬剤の登場や既存薬剤の他の自己免疫疾患への応用による発展が模索されています。治療効果の高い薬剤を我々は手にしましたが、適切な患者に適切な医療を提供することは未だ成し遂げられておらず、今後は個別化やそれを実現するためのprecision medicineが求められる時代が到来します。一方、今求められているのは、個々の患者さまに最高の医療を届ける努力です。そのためには、領域の異なる医師、看護師、薬剤師、理学療法士や作業療法士等が連携し、患者中心のチーム医療を実現することが不可欠です。今回は、このような状況を踏まえ、テーマを「患者中心のチーム医療を目指して」としました。
 今回の学術大会に多くの皆様が参加され、多様な視点から一連のリウマチ性疾患に苦しまれている多くの患者さんを救うため、チーム治療のあり方について、活発な議論がなされることを期待しております。何卒皆さまのご支援を賜りたく存じます。

2017年12月